鷹デスパイネ&グラシアル、18日ロッテ戦で1軍復帰も 工藤監督「可能性ゼロではない」
「日曜の試合後には何らかの判断をしないといけないかなという風には思います」
ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手、ジュリスベル・グラシアル内野手が、早ければ週明け18日のロッテ戦(ZOZO)から1軍に復帰する可能性が浮上した。15日のオリックス戦前に工藤公康監督が、早期の1軍昇格の可能性を示唆した。
14日のウエスタン・リーグ広島戦で実戦に復帰したデスパイネとグラシアル。デスパイネは3打数無安打だったが、グラシアルは2打席目に右翼線への適時二塁打を放ち、3打数1安打だった。工藤監督によれば、15日の同戦にも2人は出場し、グラシアルは三塁を守る予定だという。
16日まで2軍戦で調整する予定となっているキューバ人コンビ。工藤監督は「その2試合を見て、日曜の試合後には何らかの判断をしないといけないかなという風には思います。今日出てもらって本人たちの感じを聞いて、その上で判断したいなと思っています」と語り、早ければ、18日のロッテ戦から1軍復帰となりそうだ。
指揮官は「ファームの方で遠征に行ってもらうようになるのかか、本人たちが大丈夫となるのか。コーチの人たちに見てもらった上で判断してもらってもうちょっとということであればファームにいってもらい、いけるんじゃないですかという評価であれば、1軍に上がる可能性はゼロではないです」とも語り、あくまでも現状で1軍昇格は選択肢の1つ。それでも、頼もしい助っ人2人の1軍昇格は確実に近づいてきているようだ。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)