ヤンキース地区S進出、先発予定の田中将大は気合「自分のやるべきことをやる」
WCゲームは逆転勝利、リーグ最強のインディアンスと対戦へ
ヤンキースは3日(日本時間4日)、ワイルドカード(WC)ゲームでツインズに8-4で勝利し、5年ぶりの地区シリーズ進出を決めた。初回3失点も逆転勝利。レギュラーシーズンでMLBの新人最多記録を更新する52本塁打をマークしたアーロン・ジャッジ外野手の2ランなどで快勝した。5日(同6日)に始まる地区シリーズでは、今季のリーグ最高勝率チームのインディアンスと対戦。ワイルドカードゲームで25人の登録メンバーから外れた田中将大投手は、地区シリーズでは先発する見通しで大一番での登板へ向け闘志を燃やした。
田中は試合後のシャンパンファイトに黒いゴーグルをはめて参加し、仲間たちと喜びを分かち合った。メジャー4年目で初めて地区シリーズに挑むことになった右腕はテレビインタビューで「しっかり自分のやるべきことをやって、いい登板ができれば」と力を込め、その後の囲み取材でも「このシリーズは何もしてないので、次貢献できるようにしたいです」と強い意気込みを見せた。
2015年はワイルドカードゲームで先発したが、5回2失点で敗戦投手に。チームを地区シリーズに導けなかった。今年は先発セベリーノが崩れながら、打線の爆発、そして救援陣の好投で次のステージへと駒を進めた。最強の相手に真っ向勝負で挑む。
(Full-Count編集部)