DeNAドラ1浜口が球団新人20年ぶり10勝! 7回1失点、自己最多11K
「全体的には良かった」、浜口が2桁勝利到達
DeNAのドラフト1位ルーキー、浜口が4日、レギュラーシーズンの最終戦となる中日戦(横浜)に先発し、球団新人として20年ぶりの2桁勝利を挙げた。
相手の中日の1番はセ・リーグの新人最多安打記録を狙う京田。新人王を争う両者の最後の直接対決の場にもなった。
注目の立ち上がり。浜口は先頭の京田をショートへの邪飛に打ち取った。2回にはノーアウト一、三塁とされたが、石垣を三振。杉山には死球で満塁としたが、阿知羅を三振で二死満塁。再び京田を迎えたが一飛で切り抜けた。
1-0の3回に近藤に同点ソロを浴びたが、続く藤井から松井佑まで3者連続三振。5回1死から京田との対決を迎えたが140キロの直球で二飛に打ち取った。5回に同期入団、ドラフト5位ルーキーの細川の2試合連続アーチで2-1で勝ち越すと、浜口のペースもアップ。6回2死の松井祐からイニングをまたいで、4者連続三振を奪った。
7回の打席で代打を送られたが、7回4安打、1失点。自己最多の11奪三振を記録した。浜口は球団を通じて「立ち上がりはフォームのバランスが悪く、ストレートの制球がよくなかったです。中盤、変化球を交えながら徐々に修正していくことができました。打たれた本塁打は、イニングの先頭打者ということで慎重になりすぎてしまい、ストライクを取りにいってしまいました。結果的にゲームは作れたと思うので、全体的には良かったと思います」とコメント。その後、須田、エスコバーと継投して1点のリードを死守し、浜口は10勝目を手にした。
(Full-Count編集部)