日本ハムが武田久の退団を発表「他11球団でのプレーを目指して練習続ける」
ハム一筋15年、NPB歴代10位の167セーブを記録
日本ハムは5日、武田久投手の退団を発表した。武田は今後、他球団でのプレー機会を模索する方向だ。
武田は日通から2002年ドラフト4巡目で日本ハム入り。2003年4月に1軍昇格を果たし、以降1軍ブルペンに欠かせない存在となった。2006年からセットアッパーとして活躍。2009年から守護神に。2011年から3季連続で30セーブ以上を記録した。2014年以降は怪我に悩まされ、1軍登板機会が激減し、今季は7試合の登板に留まっていた。
通算成績は534試合で投げ、31勝30敗167セーブ、107ホールド、137ホールドポイント、368奪三振、防御率2.61。セーブ数はNPB歴代10位、ホールド数は同21位、ホールドポイントは同16位となっている。
武田は「ファイターズにドラフトで指名してもらい、プロ野球人生のスタートを切ることができました。いろいろな人との出会いがあり、支えてもらいました。ファイターズのお陰で、今の自分があります。とても感謝しています。入団から15年間、ファイターズのファンの皆さんには背中を押してもらい、勇気をもらいました。走者を背負っての投球が多かったですが、粘れたのはその声援があったからこそだと思っています。中継ぎ陣の中で、名前がコールされた時の声援は、僕が一番大きかったです。人生の宝物です。今後はNPBの他11球団でのプレーを目指して、練習を続けていきます」と、球団を通じてコメントした。
(Full-Count編集部)