オリ山本、7回4安打12奪三振1失点で降板 “先発全員奪三振”も4勝目はお預け
1点リードの5回に味方の失策が重なり同点に追い付かれるも毎回の12奪三振
■オリックス – 西武(18日・京セラドーム)
オリックスの山本由伸投手が18日、本拠地での西武戦に先発し7回4安打1失点12奪三振で降板。“先発全員奪三振”の快投を見せたが4勝目はお預けとなった。
初回は鈴木を三ゴロ、源田、外崎を連続空振り三振。2回は山川、栗山、メヒアを3者連続三振の圧巻の投球を見せる。さらに3回は先頭の森に左前打を浴びたが、スパンジェンバーグ、金子を連続三振に仕留めるなど無失点。
4回も先頭・外崎に二塁打を浴びたが、ここからギアを上げ山川も見逃し三振、栗山を遊ゴロ、メヒアを空振り三振に。5回は先頭の森に二塁打を浴び、続くスパンジェンバーグを一塁へのゴロに仕留めたが、ロドリゲスの悪送球が重なり同点に追いつかれた。
6回も外崎に二塁打を浴び、3イニング連続で先頭打者を出すも山川の二飛、栗山を二ゴロ、メヒアを145キロのフォークで空振り三振に抑えた。7回は先頭の森を136キロのスライダーで空振り三振を奪い先発全員奪三振をマーク。続くスパンジェンバーグに四球を与えたが金子を遊ゴロ、鈴木を投ゴロに抑え降板となった。
7回1失点の力投を見せた山本は球団を通じ「今日はピンチの場面でも粘り強く投げることが出来たと思います。先頭打者を出してしまったり、ベースカバーの部分など反省するべきところはありますが、なんとか最少失点で切り抜けられたところはよかったと思います」とコメントした。
山本は7月12日の日本ハム戦で3勝目を挙げてから、これで5試合連続で白星から遠ざかっている。