ヤンキース完敗スタート インディアンス右腕バウアー快投で手も足も出ず…
バウアーは6回1死まで無安打投球、完璧リレーの前にヤンキースは3安打無得点
メジャーリーグはア・リーグの地区シリーズが5日(日本時間6日)に開幕し、田中将大投手が所属するヤンキースは敵地でインディアンスと対戦。打線が相手先発バウアーに6回1死まで無安打に抑え込まれ、0-4で完敗した。6日(同7日)の第2戦も敵地での対戦。田中はヤンキースタジアムに舞台を移して行われる8日(同9日)の第3戦で先発する。
ヤンキースは先発グレイが2回に併殺打の間に先制点を奪われる。さらに、4回は先頭エンカーナシオンに四球を与えた後、ブルースには右翼への2ランを浴びて3失点。その後、2四球を与えたところで降板となった。ここはウォーレンが後続を断ち、さらなる失点は防いだものの、続投した5回に走者を出して降板。3番手ガルシアがブルースに犠飛を許し、4点目を失った。
一方、打線はインディアンスの先発バウアーの前に手も足も出ず。快投の右腕から2回2死でバードが四球を選ぶも、続くフレイジャーは三振。4回は先頭ジャッジが振り逃げで出塁したが、続くサンチェスが併殺に倒れた。5回までヒットはゼロ。6回1死からヒックスがレフトオーバーの二塁打を放ち、初めて「H」マークがついたものの、ガードナー、ジャッジが凡退した。
バウアーは7回2死からカストロの2本目のヒットを許したところで降板。しかし、ヤンキース打線はバードが2番手ミラーの前に三振に倒れて得点は奪えず。8回もミラーの2四球で2死一、二塁としたが、ここで登板した守護神アレンの前にジャッジは空振り三振に終わった。
9回もアレンに抑え込まれ、ヤンキースは3安打無得点で完封負け。昨季のリーグ覇者で、今季のリーグ最高勝率を誇るインディアンスを相手に完敗スタートとなった。第2戦はヤンキースがサバシア、インディアンスはエース右腕クルーバーが先発。この日、ブルペンで投球練習を行った田中は、1日置いてヤンキースタジアムで行われる第3戦に先発する予定となっている。
(Full-Count編集部)