反論の余地なし? スイング判定に抗議→即刻退場宣告に米同情「信じられない」
パイレーツのモランがスイング判定に抗議も即刻退場処分を受ける
■インディアンス 2-0 パイレーツ(日本時間21日・ピッツバーグ)
パイレーツのコリン・モラン内野手が20日(日本時間21日)、本拠地インディアンス戦でキャリア初となる退場処分を受けた。ハーフスイング判定に抗議したが即刻退場を宣告され地元メディアも「信じられません」と同情の声を上げている。
問題の場面は4回。先頭で打席に向かったモランは追い込まれてからの低めの変化球にハーフスイング。“バットを止めた”と自信満々に判定を待ったが、三塁塁審はスイング判定。これに納得いかず「酷い判定だ」と両手を広げ抗議したが、躊躇なく三塁塁審は即座に退場を宣告した。これにはデレク・シェルトン監督も猛抗議する姿があった。
この試合を中継していたTV局「AT&Tスポーツネット」で解説を務めるパイレーツOBのマイケル・マッケンリー氏も疑問を呈していた。反論の余地がないほどの即刻退場処分に「全く与えてなかったですね。あんなに早く退場処分を下すなんて、信じられません」と呆れた様子だった。
無観客試合でモランの「酷い判定だ!」と抗議する声も球場には響き渡っていたが、即刻退場は少しばかり気の毒だった。