ハム栗山監督、契約1年延長で合意 7年目指揮へ「何とかするのが与えられた責任」
末澤オーナー「信頼は揺らぎません」
日本ハムは11日、栗山英樹監督と2018年シーズン終了まで契約を1年延長することに合意したと発表した。2012年から就任した同監督はこれで7年目の指揮となる。
末澤壽一オーナーは球団を通じて「来シーズンも栗山監督にチームを率いていただきたいと要請し、契約を1年延長することで受諾いただきました。今シーズンは主軸の故障や不振などが相次ぎ、ファンの皆様のご期待に沿える成績とはいきませんでしたが、これをまた立て直せるのも栗山監督をおいて他にいないと信頼は揺らぎません。ファンの皆様、選手、スタッフ、そして北海道へと常に愛情を持って接することのできる人柄も、ファイターズの指揮官に欠かせない要件です。巻き返しを信じて、栗山監督に来シーズンを託します」とコメントし、来季の躍進を期待。
栗山監督は「オーナーから今シーズンは終わったこと、来年に向かってしっかり準備してほしいと言葉をかけていただき、それをしっかり肝に銘じて何とかするのが与えられた責任だと思っています。来シーズンに向けてよそのチームより先にスタートできるアドバンテージを生かし、自分がやらなくてはならないことは全てをかけてやっていきます。この時期に野球ができないことほど面白くないものはありません。何とか建て直し、優勝するためのやり方はあるはずなので、そのことだけを考えてやっていきます」とコメントし、強い意欲を示した。
(Full-Count編集部)