「めったに見られない」審判も混乱の珍プレー 前代未聞の本塁封殺ライトゴロ
1死満塁で打者は右前打を放ったが、三塁走者が本塁フォースアウトに
■ブルワーズ 3-2 レッズ(日本時間26日・ミルウォーキー)
25日(日本時間26日)に行われたブルワーズ対レッズの一戦で、前代未聞のライトゴロが発生した。アウトになったのは打者走者ではなく、右翼から最も遠いはずの三塁走者が本塁でフォースアウトに。まさかのプレーに驚きの声があがっている。
この珍プレーが発生したのは5回のレッズの攻撃だった。1死満塁でカステヤーノスが放った打球は右翼へのライナー性の打球となった。右翼手のギャメルは打球を処理すると、すかさず本塁へと送球。スタートの遅れた三塁走者ガルビスを本塁でフォースアウトにした。
まさかの本塁フォースアウトに、一度は球審も大混乱に。封殺のはずがタッチプレーと勘違いし、まさかのセーフ判定。捕手のナルバエスらから抗議を受けて状況が整理できたのか、判定を覆してアウトとなった。
この試合を中継していた米メディア「FOXスポーツ・ウィスコンシン」の公式ツイッターがこの珍プレーを動画で紹介。「ライトからホームでフォースアウト?!」と伝えると、「これはクレイジーだ」「ワオ、なんてプレーだ」「これはめったに見られるものじゃない」とファンは驚愕。すぐさま誤りを認めて判定を覆した球審に対して「この審判のこと尊敬するよ。間違えたことを認めるのは大変だから」とするコメントも寄せられていた。