日本ハムが開幕へ異例CM制作 「ある選手の目線」で描かれた90秒の映像とは
監督や選手が11人出演、球団の今年にかける想いが表れた内容に
日本ハムは20日、今季開幕に向けて異例のCMを公開することを発表した。“90秒TV-CM”では日本ハムナインが試合に臨むまでの様子が「ある選手」の目線で描かれている。TVCMとしては、開幕戦(27日・楽天戦)の直前にあたる26日のHTB(テレビ朝日系)「報道ステーション」スポーツコーナー前後に放送される。
CMは、ある選手がGoProカメラ(撮影者の目線で撮影できるヘルメットカメラ)を付けた状態で撮影。選手が札幌市内から札幌ドームへ移動し、そして試合に臨んでいく、という内容で、その場にいるような臨場感を味わうことができる。栗山監督や選手が11人も出演しており、初めてロッカールームやブルペンなど普段は見られない場所で撮影されている。
90秒という異例のロングCMを制作した想いとして、日本ハムは「一昨年、北海道移転10年目の年に最下位、昨年はCSで惜しくも敗れるという悔しさはチームも球団も、そしてファンも同じはず。今年は、その悔しさを胸に、選手一人ひとりがしっかりと準備し、開幕を迎えようとしている、その様子を形にしたく、ロングCMとして制作いたしました」と説明。さらに「『さあ、行くぞ!』と、言いたくなるような内容になっています」としている。
球団の今年にかける想いや、ファンとの一体感を創出したいという気持ちが凝縮されたCM。その主役となっているある選手は、いったい誰なのか。今日20日からは球団公式YouTubeでも見ることができる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count