速すぎる&上手すぎる! ロッテ和田康士朗の芸術的ディレード盗塁が「まるで忍者」
25日の楽天戦の8回に今季15個目の盗塁を決めた和田
■ロッテ 8-4 楽天(25日・楽天生命パーク)
現在、パ・リーグで盗塁数単独トップに立つロッテの新星・和田康士朗外野手。ここまで31試合に出場して盗塁数は15個をマークし、2位の荻野貴司外野手、日本ハムの西川遥輝外野手に3個の差をつけている。
育成出身で6月に支配下登録されたばかりの和田。日に日にその注目度が高まっている中で、25日に敵地・楽天生命パークで行われた楽天戦で芸術的なディレードスチールを決めてファンの度肝を抜いた。
この日はベンチスタートだった和田。7回の守備から途中出場すると、8回のこの日最初の打席で右前安打を放って出塁した。続く福田秀への初球だった。楽天6番手の近藤がボールを投じた直後、タイミングを遅らせてスタートを切った。捕手の太田の意識が捕球に集中する瞬間を突き、スタートしたのだった。
虚を突かれた太田の送球はワンバウンドに。和田の快足が上回り、今季15個目の盗塁が成功した。このディレードスチールを「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeも注目し「和田康士朗『芸術的ディレードスチール』」として動画を公開すると、ファンからも喝采のコメントが相次いだ。
「足の速さに加えてこの盗塁技術は本当にスゴい!」「ディレードガチでうめえわ惚れる」「ここまで綺麗なディレードスチール決めるの見たことないな…」「これでセーフは草」「まるで忍者」と、足の速さに加えて卓越した盗塁技術を称える声が。育成出身の21歳が日々、その存在感を際立たせている。