オリ、山岡復帰も3連敗 折り返し前59試合目で7年連続ホークス戦負け越しが決定
鷹は笠谷が5回1失点で先発初勝利、オリ戦は13勝2敗に
■ソフトバンク 4-2 オリックス(27日・PayPayドーム)
オリックスは27日、敵地PayPayドームでのソフトバンク戦に2-4で敗れて、同一カード3連敗となった。これで今季のソフトバンク戦は2勝13敗となり、まだ折り返し前の59試合目にして、今季のソフトバンク戦の負け越しが決まった。また対ソフトバンクは7年連続負け越しとなった。
この日の先発マウンドに上がったのは山岡。6月26日のロッテ戦で左脇腹を痛めて離脱し、2か月ぶりの1軍復帰マウンドだった。初回こそ無失点に抑えた右腕だったが、2回に栗原の三塁打、上林の犠飛で先制点を献上。さらに甲斐に2ランを浴びて3点を失った。山岡は3回3安打3失点、63球で降板となった。
7回には村西が上林にソロ本塁打を被弾して点差を広げられた。打線はソフトバンクの先発・笠谷、2番手の板東の前に1点しか奪えず、反撃も及ばなかった。中嶋聡監督代行が指揮を執り始めて3連勝したオリックスだが、その後は3連敗。すでに自力Vは消滅し、今季ワーストタイの借金17に逆戻りとなった。
ソフトバンクは今季最長タイの5連勝。貯金は今季最多の11となり、首位の座をがっちりとキープした。先発の笠谷は内野ゴロの間に1点を失ったものの、5回2安打7奪三振1失点の好投で初の先発勝利。6回からは板東がリードを守った。打っては2回に上林が先制犠飛、甲斐が5号2ラン。7回には上林が6号ソロを放ち、甲斐と上林が2打点ずつと結果を残した。
(Full-Count編集部)