日本人初のサイ・ヤング賞投手誕生なるか ダルビッシュが最有力候補と米紙が予想
防御率は1.70で、K/BB 7.33はナ・リーグ最高の数値を維持している
今季、ここまでナ・リーグトップの5勝を挙げているカブスのダルビッシュ有投手。前半戦終了時点で、ナ・リーグ中地区の首位を走るカブスの大黒柱として圧巻の投球を続けている。米全国紙「USAトゥデイ」では年間60試合と短縮されたシーズンの中間時点でのMVP、サイ・ヤング賞、新人王の最有力候補を予想。快投を続ける右腕をサイ・ヤング賞の最有力候補と位置付けている。
ダルビッシュについて、記事では「シカゴでのキャリアを残念な形でスタートさせたが、昨季後半戦に復活し、2020年シーズンもそれを維持している」と評価。5試合連続で1失点以下で防御率は1.70、K/BB 7.33はナ・リーグ最高の数値を維持している。
この他、40歳となったツインズのネルソン・クルーズ外野手を史上最年長、21歳のパドレスのフェルナンド・タティスJr.内野手を史上最年少でのMVP候補に挙げており、ア・リーグのサイ・ヤング賞候補にインディアンスのシェーン・ビーバー投手、新人王にはマリナーズのカイル・ルイス外野手、ドジャースのダスティン・メイ投手の名前が挙がっている。
ベテランの年齢に差し掛かり、ますますパフォーマンスに磨きがかかるダルビッシュ。前半戦の勢いそのままに、日本人初のサイ・ヤング賞投手となるか。
(Full-Count編集部)