鷹デスパイネ、則本を沈めた一打で「月間スカパー! サヨナラ賞受賞」

ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ【写真:藤浦一都】
ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ【写真:藤浦一都】

来日4年目で3度のサヨナラ打、「どの投手から打っても喜ぶべきもの」

 17日、ソフトバンクのデスパイネが9・10月度「月間スカパー! サヨナラ賞」を受賞した。デスパイネにはスカパーJSAT株式会社からトロフィーと賞金30万円が贈られた。

 受賞の対象となったのは、デスパイネが9月3日の楽天戦で9回裏に則本昂大から放ったセンター前へのサヨナラ打。和田毅と則本による投手戦に決着をつけた一打は、チームをリーグ優勝へと大きく前進させた。

「びっくりしているし、非常にうれしく思う」と受賞を喜んだデスパイネ。同賞は初の受賞で、ソフトバンクとしては6月度の福田秀平に続いて今季2人目。サヨナラ打を振り返り「正直、打った瞬間はどうなるかわかならなかった」というデスパイネ。則本からの一打については「サヨナラ打はどの投手から打っても喜ぶべきもの。則本だからといって特別な気持ちはない」とクールに答えた。

 奇しくも前夜にはその楽天がクライマックスシリーズファイナルステージへの進出を決め、18日から激戦を繰り広げる。デスパイネは「コンディションを上げることもできたし、今は絶好調。CSに向けて万全で入れる」と自信をみなぎらせた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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