筒香嘉智、メジャー初の代打安打 前日に乱闘騒動のヤ軍対レ軍は混乱なく終了
スタメンを外れた筒香は8回に代打で登場して右前安打
■レイズ 5-2 ヤンキース(日本時間3日・ニューヨーク)
レイズの筒香嘉智外野手は2日(日本時間3日)、敵地でのヤンキース戦に代打で出場し、メジャーで初の代打安打を放った。前日の試合で試合後に両軍が睨み合う遺恨があった対戦だが、大きな混乱はなく試合は終了した。
初回からレイズ打線が爆発した。アロザレナが先制の2ランを放つと、前日、チャップマンから頭部付近へ162キロのボールを投げ込まれたブロソーが2ラン。初回に4点を奪ってリードを奪った。
スタメンを外れた筒香の出番は8回に。捕手のスミスの打順で代打で登場すると、右腕オッタビーノから右前安打を放った。今季からレイズに移籍した筒香にとっては代打で放つ初安打となった。レイズは最後までリードを守って同地区のライバルであるヤンキースに快勝した。
前日、チャップマンが投じたブロソーの1球から、試合後に両軍が睨み合う展開となっていたこのカード。試合後には両軍の監督やコーチが非難の応酬になり、レイズのキャッシュ監督が“報復”を予告していた。だが、この日、キャッシュ監督とヤンキースのブーン監督はベンチ入りが禁止され、事態のキッカケとなったチャップマンには3試合の出場停止処分を科された。
5回にはヤンキースのベン・ヘラー投手がハンター・レンフローに死球を与えて退場処分を食らったものの、大きな混乱やさらなる騒動は起こらず。ヤンキースとレイズの因縁の対戦は、レイズの8勝2敗で今季の対戦を終えることとなった。
(Full-Count編集部)