楽天辛島、連勝目指し先発へ ソフトB打線の「長打」警戒「気をつけたい」
18日が誕生日で27歳初マウンド、この時期に「久しぶりに野球がやれている」
楽天の辛島航投手が、19日に行われるソフトバンクとのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第2戦に先発する。
リーグ戦3位ながら、西武を破ってファーストステージを突破した楽天は、18日の初戦を先発の塩見貴洋投手の好投などで快勝。同じ左腕の辛島で連勝を狙う。
その辛島は、18日の試合前練習で軽めの調整を行い、登板に備えた。ファーストステージを戦ったチームとは離れ、塩見とともに宮崎フェニックスリーグで調整を行ってきた。大舞台での登板に「投げてみないと、その時の調子は分からないので。マウンドにいってみて、という感じですね」と語った。
今季のソフトバンク戦は2戦2敗ながら、9月2日、ヤフオクドームでの登板は7回5安打2失点と好投している。ソフトバンク打線と対峙するポイントについて「長打ですよね。球場も広くないですし、誰でもホームランが入っちゃうんで、そこは気をつけたいですね」と警戒した。
初戦が行われた18日が、27歳の誕生日だった辛島。「誕生日の時はだいたいシーズンが終わっているので、久しぶりに野球がやれているので、嬉しいことですね」。福岡は楽天に入団するまで過ごしていた地元。27歳初のマウンドで、1日遅れのバースデーを白星で祝いたい。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)