日本人選手が大活躍! ダルメジャートップ7勝目、大谷初サヨナラ打、筒香6号ソロ、菊池は2勝目
ダルビッシュは7回1安打1失点、菊池は6回2安打1失点でそれぞれ勝利投手に
メジャーリーグは4日(日本時間5日)、各地で20試合(5カードがダブルヘッダー)が行われ、日本人選手の活躍が際立つ1日となった。カブスのダルビッシュ有投手がメジャー単独トップの7勝目をマークし、エンゼルスの大谷翔平投手は延長11回にメジャー初となるサヨナラ適時打を放って激戦に終止符を打った。
ダルビッシュは本拠地でのカージナルス戦で先発。5回まで1人の走者も出さないパーフェクト投球を展開すると、6回にソロ本塁打を被弾したが、7回1安打1失点と圧巻の好投を見せた。今季最多タイの11三振を奪い、日本人初となる7戦7勝の偉業も達成。7勝はメジャー単独トップ。防御率1.44と63奪三振はナ・リーグトップで、リーグの投手“3冠”に立った。
大谷は本拠地でのアストロズ戦に「4番・DH」でスタメン出場。初回の第1打席は四球を選んだものの、第2打席以降は左直、空振り三振、左飛、一ゴロと凡退していた。5-5の同点で迎えた延長11回1死二塁でこの日の第6打席に立つと、左腕レイリーから右前安打。二塁走者のトラウトが一気に生還して劇的なサヨナラ打となった。大谷にとってメジャー3年目で初のサヨナラ打だった。
レイズの筒香嘉智外野手は本拠地のマーリンズ戦に「6番・DH」でスタメン出場。2回の第1打席で3試合ぶりの本塁打となる6号ソロを放った。第2打席では右前安打を放って5度目のマルチ安打。3打席目、4打席目は四球を選び、この日は4打席全てで出塁した。
マリナーズの菊池雄星投手は本拠地レンジャーズ戦に先発し、今季2勝目をマークした。立ち上がりから3イニング連続で3者凡退に仕留める立ち上がりを見せると、6回までソロ本塁打の1失点のみに封じた。9回には平野佳寿投手も登板。平野は2点を失ったものの、リードを守って、菊池は前回登板から2連勝とした。
レッズの秋山翔吾外野手はパイレーツとのダブルヘッダー2試合目に「7番・中堅」でスタメン出場。2回の第1打席で中堅への二塁打を放って、この日は3打数1安打。ダブルヘッダーの第1試合は7回に守備固めとして左翼の守備位置についていた。
(Full-Count編集部)