上原浩治、PSの舞台に立てず カブス敗退で「何も出来なかった自分が情けない」
ワールドシリーズ終了後にFA「また来年頑張ります。契約があればの話ですが…」
2年連続の世界一を目指したカブスは、19日(日本時間20日)のリーグ優勝決定シリーズ第5戦でドジャースに敗れ、1勝4敗で敗退した。リーグ終盤から体調不良で離脱し、地区シリーズとリーグ優勝決定シリーズではロースターから外れていた上原浩治投手は「何も出来なかった自分が情けない」と無念のツイート。来季の復活へ向けて、早くも意欲を見せた。
王手をかけられてから第4戦は勝利したものの、第5戦は本拠地で1-11と大敗したカブス。昨季、同じリーグ優勝決定シリーズで退けたドジャースにリベンジを許し、世界一連覇の夢は途絶えた。
上原は体調不良でリーグ終盤から離脱。その後、体調は回復し、ポストシーズンでの復帰へ向けて懸命の調整を続けていたが、このリーグ優勝決定シリーズでもメンバー入りはならなかった。チームが勝ち進めば再び登録のチャンスが出てくるだけに、チームの勝利を願っていたが、自身にとって2013年以来となるワールドシリーズの舞台に立つことはできなかった。
試合後、上原は「今シーズンが終わりました! 応援ありがとうございました。何も出来なかった自分が情けない」とツイート。そして、「また来年頑張ります。契約があればの話ですが…(^^;)」と綴った。さらに、「Thank you Cubs fan!! Again somewhere」と英語で地元ファンに感謝した。
42歳の右腕は今季、49試合登板で3勝4敗2セーブ14ホールド、防御率3.98をマーク。カブスとは1年契約で、ワールドシリーズ終了後にフリーエージェント(FA)となる。
(Full-Count編集部)