ソフトBバンデンハークが王手をかけて第4戦に先発「自分自身との戦い」
順調な調整に自信たっぷり「しっかり準備はできている」
21日のクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第4戦で、ソフトバンクはバンデンハークがCS突破王手をかけて先発マウンドに上がる。
バンデンハークは、13日の紅白戦で5回1/3を60球、パーフェクトに抑えた。味方へのインコースが攻めづらい紅白戦での“完全投球”は、それだけ球の力があったということだ。「体調を含めて準備はできている。登板に向けて気持ちの面でもしっかり準備したい」と自信をのぞかせた。
対する楽天については「流れに乗っているが、何か1つのきっかけで流れは変わるもの。自分たちの野球をするだけだよ。相手のバッターよりも一番大事なのは自分自身との戦い。1球1球低めに集めてストライク先行でいけるように」と、シーズン同様に“自分の投球”に徹することを強調した。
今季、バンデンハークは楽天戦に3試合で投げ、0勝2敗の成績。その2敗はともに仙台で喫したもので、今季ヤフオクドームでの楽天戦は登板がなかった。来日以来14勝1敗と圧倒的な勝率を残している本拠地ヤフオクドームで楽天打線を封じ込み、2年ぶりCS突破に王手をかけたい。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)