CY賞候補の投げ合いに勝利も…敵将はダルビッシュ称える「本当に良い投手」
レッズはムスタカスの先制3ランを守りきった「序盤に得点することが重要だ」
■レッズ 3-0 カブス(日本時間10日・シカゴ)
カブスのダルビッシュ有投手は9日(日本時間10日)、本拠地レッズ戦に先発し、今季2敗目を喫した。初回にいきなり3点を失い、6回2安打3失点でリードを許して降板。8試合連続勝利はならず、今季初登板以来の敗戦投手となった。
レッズは初回、カステヤノス、ウインカーの連続四球などで2死一、二塁とし、ムスタカスの右越え3ランで先制。先発のバウアーは8回途中10奪三振3安打無失点と試合を作った。サイ・ヤング賞を争うだろう2人の投げ合い。初回の3得点で勝利し、デビッド・ベル監督は「本当に良い投手相手に序盤に得点すること。球界最高レベルの投手2人の対戦では誰もが重要だ。序盤で3点入れることができ、彼から打てないイニングもあったが、有利に進められた」と納得の表情で振り返った。
ムスタカスの先制3ランについて、2戦連続マルチ安打の秋山も「初回から勢いの出る一発を出してくれた。チームとしても勇気をもらったんじゃないかなと思います」と振り返った。チームは2連敗でストップ。ダルビッシュを崩して、ポストシーズン争いへの弾みとしたいところだ。
(Full-Count編集部)