カブスのミルズがノーヒットノーラン達成 今季メジャー2人目、史上305度目の偉業
8月26日に達成したWソックスのジオリトに続く偉業達成
■カブス 12-0 ブルワーズ(日本時間14日・ミルウォーキー)
カブスのアレク・ミルズ投手が13日(日本時間14日)、敵地ブルワーズ戦でノーヒットノーランを達成した。今季メジャーで2人目、メジャー史上では通算305度目の偉業達成となった。
初回を3者凡退に仕留めて上々の立ち上がりを見せたミルズはその後も快投を続けた。2回にギャメルに四球を与えたものの、安打を許さずに凌ぐと、3つの四球を与えながらも最後まで無安打投球を続けた。9回を投げて3四球5奪三振、114球の熱投だった。
メジャーでのノーヒットノーランは8月25日(日本時間26日)にホワイトソックスのルーカス・ジオリト投手がパイレーツ戦で達成して以来、今季2人目の快挙。ツインズの前田健太投手は8月18日(同19日)のブルワーズ戦で8回までノーヒットに抑えていたが、9回先頭打者にヒットを許して快挙を逃していた。
ミルズは2012年のドラフト22巡目(全体673位)でロイヤルズに指名されてプロ入りし、2016年にメジャーデビュー。2017年にトレードでカブスへ移籍すると、昨季は9試合に登板し、うち4試合で先発。メジャー初勝利もマークした。今季はダルビッシュ有投手と共にカブスのローテを担い、この日が9試合目の先発。ここまで4勝3敗、防御率4.74の成績を残していた。