痛恨敗戦ロバーツ監督「タフな負け」もチームに自信「確実に仕切り直せる」
最後まで接戦展開の両軍称賛「最後のアウトまで戦い抜いた」
ドジャースは25日(日本時間26日)、本拠地で行われたアストロズとのワールドシリーズ第2戦に、延長11回、4時間19分の激闘の末、6-7で惜敗した。9回から両軍一歩も譲らぬ逆転に次ぐ逆転の展開。ドジャースは2点ビハインドで迎えた11回裏にもカルバーソンがソロ弾で1点差まで詰め寄ったが一歩及ばず。ロバーツ監督は「両軍最後のアウトまで戦い抜いた」と稀に見る激戦を演じた選手を称えながら「タフな負けだった」と悔しさをにじませた。
2点リードで迎えた8回無死二塁。ロバーツ監督は守護神ジャンセンを早々と投入した。アルトゥーベを二ゴロで1死三塁としたところで、コレアに中前タイムリーを許し、1点差に詰め寄られた。そして9回、先頭ゴンザレスに同点ソロを被弾。振り出しに戻った試合は延長戦に突入し、ここから一進一退の攻防が始まった。
2点勝ち越された延長10回は先頭プイグがソロ弾、2死からヘルナンデスの適時打で同点に追いついた。11回にも2点を勝ち越されたが、2死からカルバーソンがソロ弾で1点差。最後まで諦めず戦い続けただけに、黒星が重くのしかかった。
試合後、ロバーツ監督は最後まで諦めずに戦い続けた両軍を称えると同時に「タフな負けだった。もちろん、この舞台での黒星はタフさが増すが、我々は確実に仕切れ直せる」と言葉をつないだ。痛恨の黒星だが、対戦成績は1勝1敗のタイになっただけ。あと3勝したチームが、世界一の称号を手に入れる。
「大勝であれ大敗であれ、シーズンを通じて、いい形で仕切り直して、次に進むという作業を続けられた」
チームがこの敗戦を引きずらず、27日(同28日)から始まる第3戦に新たな気分で挑むことを期待した。
(Full-Count編集部)