秋山翔吾は「大きな自信をつけた」 指揮官が語る9月打率.333、出塁率.490の理由
エンゼルスから加入のグッドウィン「仲良くなった。ここに来る前から繋がりがあったよ」
■レッズ 4-1 パイレーツ(日本時間16日・シンシナティ)
レッズの秋山翔吾外野手は15日(日本時間16日)、本拠地のパイレーツ戦で「1番・左翼」で先発出場。初回先頭で中前打、4回2死では三塁内野安打を放ち、3試合ぶりメジャー6度目のマルチ安打をマークした。4打数2安打で打率.237。チームは4-1で快勝し、4連勝に伸ばした。
初回先頭は1ボール2ストライクからマスグローブの高めフォーシームを中前へ。初回の3点を呼び込んだ。4回2死では快足を飛ばして三塁内野安打。9月は39打数13安打の打率.333。11四球を選び、出塁率.490と首脳陣の期待に応えている。米メディア「ジ・アスレチック」はデビッド・ベル監督のコメントを紹介。その修正力を高く評価している。
「彼の今の状態が日本時代と同じかは分からない。日本時代の彼の打撃を動画で見たことがあるが、メカニックの違いがはっきりと分かる。打撃面で以前より良い状態にある。それが成功と自信につながり、選手にとって大きな違いを生むことになる。それが今起こっていることだよ。同じ選手、同じ才能ある選手。だが、ある意味で違う選手。大きな自信をつけた選手。彼は楽しんでいるよ」
チームメートともすっかり馴染んでいるようだ。今季途中でエンゼルスからトレード加入したグッドウィンは秋山について、「仲良くなったよ。皆と仲良くなった。良い時間を過ごしている。(自分は)アナハイムにいる時は(大谷)ショウヘイと一緒にプレーしていた。彼らは知り合いだから、僕はここに来る前から繋がりがあったよ」と明かした。シーズンが終盤戦に入る中、秋山はグラウンド内外で充実の時間を送っているようだ。
(Full-Count編集部)