Aロッドが実戦で“人生初”の一塁挑戦へ 「すごくワクワクしている」
少年時代にも出場したことがないポジションで新境地切り拓く?
薬物規定違反による1年間の出場停止処分から明けたヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手が、29日(日本時間30日)にマイナーの調整試合で“人生初”の一塁手としてテストされることが明らかになった。ESPNが「一塁は誰だ? Aロッド!」と特集している。
メジャー人生で遊撃手、三塁手として活躍してきたAロッドだが、プロ生活のみならず、少年時代から1度も試合で出場したことのない「一塁」での新境地を開幕前に切り拓くことになったという。
「すごくワクワクしているよ。ジョー(ジラルディ監督)に僕のことをよく見ておいてと伝えたんだ。彼もそうする、と言っていたよ」
フロリダ州タンパでのスプリングキャンプでは、何度か一塁で守備練習を行う機会はあったが、実戦では初になる。それでも「僕はまだ学習を始めてもいない段階。2、3のことは学んだけど、試合後に色々話せると思うよ」とコメントしており、かなり意欲的な様子だ。
昨年、1年間の公式戦出場停止処分を受けたAロッドは、メディアやファンから厳しい視線を浴びせられていた。しかし、オープン戦では打率3割3厘、2本塁打、3打点と結果を残している。近年、臀部手術を受けるなどフィジカル面に問題を抱えていた強打者は好調だ。