ダルビッシュ大一番で米最短KO、2回途中4失点、前田健太が緊急リリーフ

まさかの降板となったドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
まさかの降板となったドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

元DeNAグリエルの先制弾を口火に集中砲火

 ドジャースのダルビッシュ有投手が27日(日本時間28日)、敵地で行われているアストロズとのワールドシリーズ(WS)第3戦に先発。2回に集中砲火を浴びて4点を失い、KO降板した。1回2/3を6安打1四球4失点(自責4)。49球を投げて31ストライク。1回2/3でマウンドを下りたのは、メジャー移籍後最短。日本時代には、2006年7月29日ソフトバンク戦で同じく1回2/3で降板しており、自己最短タイとなった。

 日本人投手6人目となるWSのマウンドに上がったダルビッシュは、初回先頭スプリンガーにセンターへ二塁打を運ばれるも、後続3人を打ち取り、無失点スタートを切った。

 だが、2回に強打アストロズの集中砲火にあった。先頭グリエルに左翼へ先制ソロ弾を浴びると、続くレディックに左翼線二塁打、ギャティスに四球で無死一、二塁。ここで2013年開幕戦で9回2死に中前打で完全試合を阻止されたゴンザレスに左中間フェンス直撃のタイムリーを許し、1点を追加される。

 続くマキャンに中前タイムリーを運ばれて3点目を献上すると、1死一、三塁からはブレグマンに中犠飛。さらに、アルトゥーベに左翼二塁打と続かれたところで、たまらずロバーツ監督がベンチから現れ、降板を告げた。

 ダルビッシュの後を受けたのは、ポストシーズンから救援に配置換えされた前田健太投手。前田は2死一、三塁からコレアを2球で右飛に打ち取り、回を締めくくった。

(Full-Count編集部)

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