田中将大、5回まで3失点の粘投で3勝目の権利 ヤ軍打線はメジャー新記録の3戦18本塁打
3回に同点に追い付かれるも味方打線が4回にメジャータイ記録となる1イニング5本塁打で勝ち越し
■ヤンキース – Bジェイズ(日本時間18日・ニューヨーク)
ヤンキースの田中将大投手が17日(日本時間18日)、本拠地でのブルージェイズ戦で今季9度目の先発。5回まで6安打3失点の粘投を見せ3勝目の権利を手にした。好調の打線は4回にメジャータイ記録の1イニング5本塁打が飛び出すなど一挙7点を奪い田中を援護。また、3連戦で計18本塁打はメジャー新記録となった。
田中は初回、先頭のビジオをスライダーで見逃し三振、続くビシェットを92マイル(約148キロ)内角高め直球で空振り三振、グリチェクを遊ゴロに仕留め3者凡退スタート。
2点リードの2回も3者凡退に抑えたが、3回は先頭のグリエルJr.にバックスクリーン左にソロ。1死から連打で二、三塁のピンチを背負うとビシェットに中前適時打を浴び同点に追い付かれた。それでも4回はわずか6球で3者凡退と立ち直りを見せる。
好調の打線は田中を援護。4回1死一塁から女房役のサンチェスがタイムリー二塁打、ガードナー(2ラン)、ルメーヒュー、ボイトの3者連続ホームラン、さらにスタントンが復帰後初アーチ、トーレスにも一発が飛び出し一挙7点を奪い勝ち越しに成功した。
ヤンキースはメジャータイ記録となる1イニング5本塁打、メジャー記録を更新する3連戦18本塁打と強力打線が機能した。
大量援護をもらった田中は5回。先頭のグリエルJr.に2打席連発となるソロを浴びたが後続を打ち取り3勝目の権利を手にした。
(Full-Count編集部)