筒香嘉智、メジャー初の三塁打に「明日は足が張るかも」 1番起用で6戦ぶりマルチ安打
6戦ぶりマルチ、打率2割復帰した「最高の調整をしながらプレーオフを」
■レイズ 2-1 オリオールズ(日本時間19日・ボルティモア)
レイズの筒香嘉智外野手は18日(日本時間19日)、敵地のオリオールズ戦で「1番・指名打者」で先発出場した。前日17日(同18日)のオリオールズとのダブルヘッダー第1試合に続いて2日連続の1番スタメン。3回の第2打席でメジャー初の三塁打を放つと、7回の中前打と合わせて6試合ぶりのマルチ安打をマークした。5打数2安打2三振で打率.200.チームは2-1で競り勝ち、地区首位をがっちり守った。
1点リードの3回先頭で結果を出した。フルカウントから、右腕コブのフォーシームを右越えへ。右翼・スチュアートがグラブで弾いて打球処理が遅れる間に三塁まで進んだ。「入ってくれたらいいな、ぐらいでした。完璧ではなかったので。(足の速さを)みんな見てくれたと思います。強い打球を打ちにいった結果が三塁打になったということです。明日は足が張るかもしれません」と笑顔で振り返った。1死後、ロウの右前適時打で生還した。
2日連続の1番スタメンについては「四球でも安打でも何でも塁に出ることが一番だと思って打席に入っています。とにかく塁に出ることが目的ですね」と明かした。
7回1死一塁では中前打を放ち、今季7度目のマルチ安打を記録した。ポストシーズン進出を決めているチームは2-1で競り勝って3連勝。地区優勝へ前進した。「プレーオフにつながるように自分の中で最高の調整をしながらプレーオフを迎えられたらと思っています」と前を向いていた。