WS第4戦は3回まで0-0、ア軍モートン1安打、ド軍ウッド無安打と打線沈黙
両投手が得意のカーブで打者を寄せ付けず
28日(日本時間29日)、アストロズ本拠地で行われているドジャースとのワールドシリーズ第4戦は、3回を終えて0-0と両者一歩も譲らぬ拮抗した展開を見せている。
アストロズ先発は今季14勝7敗、防御率3.62の活躍を見せた右腕モートン。ヤンキースとのリーグ優勝決定シリーズ第7戦で5回2安打無失点の好投を見せたが、この日も得意のカーブを織り交ぜながらドジャース打線のバランスを崩している。初回こそテイラーに中前打を許したが、2死一塁から捕手マキャンが二盗を刺して打者3人で終わらせると、2回、3回は2イニング連続3者凡退。3回を投げ終えて、わずか33球というリズムの良さを見せている。
対するドジャースは、左腕ウッドが先発。こちらもカーブが持ち味の投手でアストロズ打線は苦戦を強いられている。初回を3者凡退に抑えると、2回先頭コレアに四球を与えたが、続くグリエルを三ゴロ併殺。3回にも1死からゴンザレスに四球を与えたが、後続2者を打ち取って無失点で切り抜けた。
ここまでの対戦成績はアストロズの2勝1敗。アストロズが勝てば、球団史上初のワールドシリーズ制覇に王手を掛ける。