ド軍新人ベリンジャーが連日の活躍、同点5回に右中間へ勝ち越し3点弾
同点に追いつかれた直後の5回に流れを引き戻す一発
ドジャースの新人コディ・ベリンジャー内野手が29日(日本時間30日)、敵地で行われているアストロズとのワールドシリーズ(WS)第5戦で、5回に勝ち越し3点弾を放った。
ドジャースが序盤に4点を先制しながら、4回にグリエルの左翼3ランなどで同点に追いつかれた直後だった。1死一、二塁の好機でアストロズ3番手マキューと対峙したベリンジャーは、カウント2-2から外角低めカーブをすくい上げるように打った。右中間へ伸びた打球はスタンド最前列に飛び込む勝ち越し3ラン。敵地スタンドが静まり返った。
ベリンジャーは前日の第4戦では二塁打を2本放ち、先制ホーム&勝ち越し点の活躍で勝利に貢献した。この日は、流れが敵へ傾き掛けた重要な場面で、流れを引き戻す貴重なアーチ。22歳の若武者が躍動し続けている。