崖っぷちド軍、第6戦は総力戦も…ダルは第7戦先発へ、カーショーと継投も!?

ドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
ドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

ロバーツ監督は第6戦へ向けて「カーショーとダルビッシュ以外は起用可能」と“温存”を明言

 ドジャースはワールドシリーズ(WS)で2勝3敗と王手をかけられた状況で、31日(日本時間1日)の第6戦では本拠地ドジャースタジアムでアストロズを迎え撃つ。デイブ・ロバーツ監督は負ければ敗退の決まる決戦で、29日の第5戦で先発したクレイトン・カーショーと第3戦で先発したダルビッシュ有以外の全投手が「起用可能」と説明。敵地で2回もたずに4失点でKOされたダルビッシュへの信頼は揺らがず、中4日で第7戦の先発マウンドに送り込むことになりそうだ。

 崖っぷちに追い詰められた。WS史上2番目に長い5時間17分の死闘の末に第5戦に敗れたドジャース。絶対的エースのカーショーを送り込んだが、両軍合計7本塁打が飛び交う乱打戦で、アストロズ打線に力負けした。

 第6戦はリッチ・ヒルが先発マウンドに立つが、ロバーツ監督は勝った場合に戦うことができる第7戦の準備も進めている。

「クレイトンとユウ・ダルビッシュ以外の全員は起用可能だ。負ければ敗退の試合なので、我々はリッチには長いイニングを期待している」

 ダルビッシュは敵地での第3戦で1回2/3を6安打4失点と打ち込まれ、敗戦投手となった。相手の豪腕バーランダーも「滑る」と主張したワールドシリーズ使用球の影響からか、宝刀のスライダーをコントロールできず、強打を誇るアストロズ打線に攻略されたが、指揮官の信頼は変わらない。第7戦の先発登板に向けて、第6戦はダルビッシュを温存する方針のようだ。

「勝利の方程式」も第5戦で全員が失点、疲労の影響が見えるドジャースブルペン

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