名手ゴードンが現役引退を表明 ゴールドグラブ賞7度、青木宣親と14年リーグV
ロイヤルズ一筋で7度のゴールドグラブ賞を受賞
ロイヤルズのアレックス・ゴードン外野手が今季限りでの現役引退を表明した。大リーグ公式サイトが伝えた。
36歳のゴードンは2005年ドラフト1巡目でロイヤルズ入り。2007年にメジャーデビューし、松坂大輔からメジャー初安打を記録した。2010年に外野手に転向して7度のゴールドグラブ賞を受賞。ロイヤルズ一筋で通算1749試合出場し、1641安打、190本塁打、749打点、113盗塁を記録した。
青木宣親外野手(現ヤクルト)と同僚だった2014年にはリーグ制覇。2015年ワールドシリーズ第1戦では9回に起死回生の同点弾を放ち、世界一に大きく貢献した。大リーグ公式サイトは「ロイヤルズのレジェンドであるアレックス・ゴードンの像が作られるとしたら、そしてそれはいつか作られてカウフマン・スタジアムの外に置かれるだろうが、2015年ワールドシリーズ第1戦で同点本塁打を放ち、一塁を回る時に空に向けて右腕を上げた時の姿に間違いない。カンザスシティでのゴードンの14年のキャリアにおけるあらゆる素晴らしい記憶の中で、その本塁打が際立つ」と活躍を伝えた。
昨オフに1度は引退を考えたが、1年400万ドルで残留。今季は46試合出場し、打率.211、4本塁打、11打点だった。
(Full-Count編集部)