ダルビッシュ大一番でKO降板、2回途中5失点、WS防御率はまさかの21.60
初回に味方失策絡む不運も、わずか4球で先制許す
ドジャースのダルビッシュ有投手が1日(日本時間2日)、本拠地で行われたアストロズとのワールドシリーズ(WS)第7戦に先発し、2回途中を3安打5失点で無念のKO降板となった。初回にわずか4球で先制を許すと、2回2死からスプリンガーに2点弾を浴び、マウンドを下りた。
波乱の幕開けとなった初回は、先頭スプリンガーに左翼線二塁打を許した直後、一塁ベリンジャーの送球ミスが絡み、わずか4球で先制を許した。なおも無死三塁からアルトゥーベの一ゴロで2失点目。“因縁”のグリエルは右飛に打ち取ったものの、13球目まで粘られるなど、調子が上がらなかった。
2回は先頭マキャンに四球、続くゴンザレスに右中間へ二塁打を運ばれるなど、1死二、三塁とされると、相手先発マッカラーズの二ゴロの間に3点目を失った。なおも2死三塁のピンチで迎えたスプリンガーに中堅へ特大2点弾を献上。ロバーツ監督はたまらずベンチから飛び出し、47球(30ストライク)で降板となった。
第3戦でも1回2/3を4失点で早期降板していたダルビッシュのWS防御率は、まさかの21.60まで跳ね上がった。