ダルビッシュは「アンビリーバブルだ」 CY賞狙う右腕をカブス開幕投手も大絶賛

カブス・ダルビッシュ有【写真:AP】
カブス・ダルビッシュ有【写真:AP】

ダルビッシュは26日Wソックス戦で先発、MLB公式サイト「CY賞へアピールする最後のチャンス」

 カブスのダルビッシュ有投手がリーグ単独トップ8勝目をかけて25日(日本時間26日)の敵地・ホワイトソックス戦で先発する。大リーグ公式サイトはカブスの地区優勝と共に、サイ・ヤング賞受賞がかかる最終登板に注目している。

 ダルビッシュは今季11試合登板し、7勝3敗、防御率2.22。勝ち星はリーグトップタイで、防御率はリーグ5位。88奪三振はリーグ5位タイだ。MLB公式は「彼にとってポストシーズンに向けての最後の前哨戦となり、またナ・リーグのサイ・ヤング賞候補としてアピールする最後のチャンスにもなる」と期待。そして、同僚で今季開幕投手のヘンドリックスのコメントを紹介している。

「ダルビッシュが今年成し遂げてきたことは……アンビリーバブルだ。昨シーズンの後半の状態をそのまま持ってきた。5日に1回見る彼の登板は信じられないものだよ」

 サイ・ヤング賞争いで最有力と目されるレッズ・バウアーは5勝4敗。防御率1.73、100奪三振はいずれもリーグトップだ。26日(同27日)の敵地ナショナルズ戦で先発するデグロムは4勝2敗、防御率2.14(4位)、94奪三振(2位)。3年連続受賞の可能性を残している。チームはポストシーズン進出を決めており、ダルビッシュは10月を見据えた投球となる。MLB公式は「ポストシーズン進出が決まっているホワイトソックスと対戦することはまた、ダルビッシュが10月に向かうにあたっての良いリトマス試験になるだろう。現状を鑑みると、ダルビッシュとヘンドリックスがカブスのワイルドカードシリーズ第1試合、第2試合の先発になるだろう(順番は未定)」と期待している。

(Full-Count編集部)

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