ロッテ佐々木、テーマは一貫して直球「強い球を投げきれるようにしたい」
4日のシート打撃登板へ、井口監督は期待「四球を怖がらず、思い切って」
2年目の来季、大きな飛躍を目指すロッテの佐々木千隼投手が4日のシート打撃に登板する。
3日の鴨川キャンプ。ブルペンで力強い投球を見せた。ドラフト1位のルーキーは15試合に登板したが、途中2軍落ちもあり、4勝7敗と負けが先行。四球も85回1/3で48個と制球にも苦しんだ。
「強い球を投げきれるようにしたい」とテーマは一貫してストレートに置いている。いい球と悪い球のばらつきがあり、イメージ通りにいってはいないようだが、実戦形式のシート打撃と台湾遠征の先発(11日)で、いかにイメージした真っ直ぐが投げられるようになるかが課題になる。
「コントロールが不安で(球を)置きに行っている。四球を怖がらず、思い切って、まずは切れを出すことと伝えている。実戦で何かを掴んで終わって欲しい」と井口監督の期待は大きい。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)