ダルビッシュ、MLB史上最少の8勝で最多勝獲得 コロナ禍での60試合制が生んだ珍記録
これまで最少はストライキの影響で短縮シーズンの1981年トム・シーバーら14勝
今季ナ・リーグトップの8勝(3敗)をマークしているカブス・ダルビッシュ有投手の日本人初となる最多勝が確定した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け今季は60試合制のシーズンとなったため、ダルビッシュはメジャー史上最少となる8勝での最多勝獲得となった。
この日、7勝で追っていたパドレスのザック・デイビーズ、ブレーブスのマックス・フリードの両チームが残り1試合となり追い抜かれることがなくなり、ダルビッシュの最多勝が確定した。
米データサイト「ベースボール・リファレンス」でも2020年・最多勝の欄にダルビッシュ有の名前が刻まれた。1871年のNA(ナショナル・アソシエーション)時代から数え、これまでの最少はストライキの影響で短縮シーズンとなった1981年のトム・シーバー(レッズ)ら14勝だった。
(Full-Count編集部)