“遊撃戦争”はさらに激化へ―ロッテ平沢が紅白戦3安打「競争は毎年のこと」

ロッテ・平沢大河【写真:細野能功】
ロッテ・平沢大河【写真:細野能功】

即戦力のドラ2藤岡が加入、井口監督は「本人も自覚しているはず」

 来季プロ3年目を迎えるロッテの平沢大河内野手が実戦でバッティングに成長を見せ始めた。5日に行われた紅白戦に紅組の「7番・遊撃」で先発。4回に益田から右翼線へ二塁打を放つと、6回は東條から右越え三塁打。9回も成田から右前打で、二盗も成功した。

 今季は三木、中村、大嶺翔らと遊撃の定位置を争ったが、来季も即戦力の呼び声が高い藤岡裕大(トヨタ自動車)がドラフト2位で入団と、さらに“遊撃戦争”が激化する。「キャンプでやってきたことを、継続してやっていきたい。まだまだ振り込まなきゃいけない。(紅白戦の結果は)下半身主導のバッティングはできているのかなと思う。(レギュラー)競争は毎年のこと。そこは変わらない」と平沢。井口監督も「スローイングでスキを見せたりもしている。藤岡が入ってくるし、本人も自覚しているはず」とさらなる精進を促していた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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