ダルビッシュ、米ゴシップサイト直撃に流暢な英語対応「完全に差し込まれて…」
ダルビッシュの米ゴシップサイト直撃動画が話題に、嫌な顔せず英語で回答
ドジャースからFAとなったダルビッシュ有投手が、街中で米ゴシップサイトから直撃取材を受け、ワールドシリーズ第7戦でKOされたことについて、ドジャースファンに英語で謝罪する様子が公開された。
ダルビッシュを直撃したのは「TMZ」のスポーツ版。アメリカの大手企業「タイム・ワーナー」が所有するニュースサイトで、米国のハリウッド俳優や歌手の独占スクープを報じることで知られている。一方で、パパラッチ行為が多いことから、有名人とのいざこざを起こすことも多い。
ただ、ダルビッシュは「TMZスポーツ」の記者に紳士的に応じている。公開された動画では、「調子はどうですか?」と質問された右腕が、英語で「個人的には調子はいいけど、第7戦で自分がしたことについては申し訳なく思います」と回答。さらに、「ドジャースファンにメッセージはありますか?」と聞かれると、「ドジャースファンには申し訳なく思います。ワールドシリーズ優勝を期待していましたから。成し遂げることができませんでした。申し訳なく思います。100%出し切りました」と話している。
初めは歩きながら質問に答えていたダルビッシュだが、途中で立ち止まり、カメラに向かって回答。最後にドジャースに残りたいかを聞かれると、「それに答えるのは難しいですね」などと話し、カメラを持った記者と握手してから感謝の言葉を述べて別れている。
ワールドシリーズで失意の早期降板となりながら、ゴシップサイトの直撃にも嫌な顔ひとつせず、丁寧な対応を見せた右腕。この動画はファンの間でも話題となっており、ツイッター上では「Your English is excellent, Yu!(あなたの英語は素晴らしい、ユウ!)」など語学力を称賛する声も上がった。
一方、ダルビッシュもツイッター上で「褒めていただきありがとうございます。全く勉強していないのでインタビューは自信ないです」と答え、「ちなみにこれは家の近くのアサイーボウル屋さんに行った帰りにいました(笑) 完全に差し込まれてインタビュー受けてしまいました」と明かしている。
(Full-Count編集部)