レンジャーズが元燕守護神バーネットと契約延長せず、FAで新天地を探す
約4.55億円の1年契約を行使せず、違約金は約2840万円
レンジャーズは6日(日本時間7日)、元ヤクルト守護神のトニー・バーネット投手の来季契約選択権を行使しないと発表した。
2010年から6年間ヤクルトで過ごしたバーネットは、2015年オフにメジャー移籍を表明。ポスティング制度を経て、レンジャーズと2年契約を結んでいた。この契約には、2018年は1年400万ドル(約4億5500万円)で、球団が行使するか否かの選択権を持つ条項が加えられていたが、レンジャーズは行使せずに25万ドル(約2840万円)の違約金を支払うことにした。
バーネットは、ヤクルトで過ごした6年間で260試合に登板し、11勝19敗、97セーブ、防御率3.58の成績を残し、レンジャーズへ移籍。移籍後1年目となった2016年は、回またぎ登板を含むあらゆる場面での起用に答え、53試合に投げて7勝3敗、防御率2.09の活躍ぶりだった。だが、今季は奮わず。50試合に登板し、2勝1敗、2セーブ、防御率5.49と成績が落ち込んでいた。
来季で34歳を迎える右腕は、今後はフリーエージェントとなり、新しい所属先を探すことになる。
(Full-Count編集部)