「ただただワオ!」ヤンキース救った“尻もち送球”からの併殺にメジャー選手も絶賛
1点ビハインドの8回1死一、二塁の大ピンチで三塁手のウルシェラが魅せた
■ヤンキース 10-9 インディアンス(WCシリーズ・日本時間1日・クリーブランド)
ヤンキースは9月30日(日本時間10月1日)、敵地で行われたインディアンスとのワイルドカードシリーズ第2戦に10-9で逆転勝ちを飾り、地区シリーズ進出を決めた。6時間超えの死闘の中、三塁のジオ・ウルシェラ内野手が窮地で見せたファインプレーに称賛の声が上がっている。
ヤンキース1点ビハインドの8回1死一、二塁。一打出ればさらに点差を広げられる窮地で、打席のサンタナが鋭いゴロを三遊間方向に放った。するとウルシェラは横っ飛びで食らいついて好捕。さらに尻餅をついた状態で二塁に送球して封殺すると、一塁に転送されて併殺が完成した。その好守が9回の逆転につながり、チームは次のステージへとコマを進めた。
この極限の場面での好プレーをMLB公式ツイッターは「なんてプレーだ ヤンキースはダメージを最小限に抑えた」とのメッセージを添えて動画で公開。ファンからは「常軌を逸している」「オーマイガー! これはアメージングなプレーだ!」「今日イチのプレー」「これは常識外れ」と驚きと称賛の声が入り混じった。
さらに、メッツの三塁手トッド・フレイジャー内野手も自身のツイッターで反応。「ジオ・ウルシェラこれは驚いた、なんてプレーだ。ワオ、ただただワオ!! 信じられない」と興奮気味に綴っていた。ウルシェラはこの日、バットでも4回に一時逆転となる満塁本塁打を放つなど5打数2安打4打点2得点と活躍。攻守で地区シリーズ進出に貢献した。