秋山翔吾を獲得したレッズ編成本部長が辞職 未踏の地に初の日本人を招く
家族との時間を優先「もっと一緒に時間を過ごしたい4人の子供がいます」
秋山翔吾外野手が所属するレッズのディック・ウィリアムズ編成本部長が辞職した。レッズはナ・リーグのワイルドカードシリーズでブレーブスに0勝2敗と敗れて敗退。これを受けてウィリアムズ編成本部長が辞任を発表した。MLB公式サイトなどが伝えた。
2006年からレッズのフロント入りしたウィリアムズ編成本部長は、2016年から同職に就いた。2019年オフには同球団で初の日本人選手として秋山翔吾外野手を獲得。メジャー30球団で唯一、日本人が在籍したことのなかったレッズに初めて日本人を招き入れた編成責任者だった。
今後は家族との時間などに時間を費やすために、辞職を決めたという。ウィリアムズ氏は「皆さんに私の選択を理解していただけるとは思っていませんが、私はユニークな状況にあります。ファミリービジネスがあり、それは私にとって大変重要なことです。もっと一緒に時間を過ごしたい4人の子供がいます。ここで素晴らしい15年を送り、我々は優勝するチャンスを与えてきました。最高の勝利を収めることはできず、この上なく残念に思っていますが、追い求めるスリルを糧に全力を尽くしました。これからは他の目標を追うことを楽しみにしています」とコメントを発表した。
(Full-Count編集部)