元メジャー右腕ベケットが酩酊ステージダイブで歌手脱臼→逮捕と米報道
テキサスのバーで泥酔バカ騒ぎ、警察沙汰で猛省
かつてレッドソックスなどで豪腕を鳴らした元右腕ジョシュ・ベケットが11日未明(日本時間12日)、公共の場で泥酔した罪で逮捕された。米ゴシップサイト「TMZ」が報じている。
記事によれば、マーリンズ時代の2003年にワールドシリーズMVPに輝いた元右腕は、テキサス州にあるバーに友人と出掛け、泥酔した勢いでカントリーバンドが演奏していたステージに向かってダイビング。パフォーマンス中だったボーカルを直撃し、肩の腱板断裂と脱臼の大怪我を負わせたという。ベケットは身長196センチ、体重103キロの巨漢。大柄な人が多いアメリカと言えども、この体躯の人物が客席からステージに向かってダイビングしてきたら、ひとたまりもない。現場に出動した警察は、ベケットは「本人および他人に危害を加える危険性がある」として公共の場で泥酔した罪で逮捕された。
マーリンズ、レッドソックス、ドジャースでプレーした右腕は、ワールドシリーズ優勝2度、オールスター3度、最多勝1度、通算138勝という輝かしい成績で、2014年を最後に引退。今回の一件については、弁護士を通じて「バカ騒ぎが高じただけで、危害を加えるつもりはなかった」と猛省、被害者には謝罪したという。かつての栄光とは裏腹に、まさかの形で再びニュースを飾ってしまった。
(Full-Count編集部)