オリ震災20年イベント、田口氏らメモリアルピッチ、「ネッピー」復活
18、19日の西武戦で開催
オリックスが6日、今月18、19日の西武戦(ほっともっとフィールド神戸)で行なう阪神・淡路大震災20年企画「がんばろうKOBE ~あの時を忘れない~」の詳細を発表した。
18日には森脇監督やコーチ、選手ら全員が1995年当時の復刻版BWユニフォームを着用。当時の球団マスコット「ネッピー」やスタジアムDJ「DJ KIMURA」さんが2日間限定で復活し、OBの田口壮さんのトークショー(総合運動公園駅前ステージ)、メモリアルピッチも実施する。
また19日には村中彩さんのメモリアルピッチも予定。球団は村中さんについて、震災発生当時、生後2か月で全壊したマンションの3階からレスキュー隊員により救助された経緯を紹介。20歳となった今は学生となり、神戸在住だという。
その他、今回の企画では神戸市へ阪神・淡路大震災義援金の贈呈式なども行われる。球団は今回のイベントの趣旨について「1995年1月17日、未曾有の被害をもたらした阪神・淡路大震災。そのシーズン、オリックス・ブルーウェーブは『がんばろうKOBE』のキャッチフレーズのもと、復興を目指す神戸市民のシンボルとしてペナントレースを戦い、悲願のパ・リーグ制覇を果たしました。 あれから20年。この節目の年に当時のユニフォームを着用し、神戸の皆様に今年もプロ野球を通じて元気をお届けしたいとの思いを込めて開催いたします」としている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count