今オフFA、田中将大の価値は12億円? 地元メディアは残留指摘「良質なローテ」
ポストシーズンでは結果を残せなかったが「良質なローテーション半ばの投手」
ヤンキースの田中将大投手は今季で7年契約が終了した。チームは地区シリーズでレイズに敗れポストシーズン敗退となり田中の去就に注目が集まっているが地元メディアは残留が基本線になることを伝えている。
田中はア・リーグ地区シリーズ第3戦のレイズ戦に先発し、5回途中5失点で敗戦投手になるなど昨季まで勝負強さを発揮していたポストシーズンで結果を残すことができなかった。レギュラーシーズンでは開幕直前に打球が頭部に直撃するアクシデントもあり10試合に登板し3勝3敗、防御率3.56の成績だった。
メジャー移籍後初のFAとなる田中を地元メディア「NJ.com」も注目。シーズン終盤で結果を残せなかったが「タナカはおそらく、ヤンキースに戻りたいと思っている。彼は11月まで32歳にならないし、良質なローテーション半ばの投手だ」と指摘している。
残留か移籍か、田中の去就について「この予想は難しい」としながらも「残留」が基本線になることを伝えている。田中はこれまで7年1億5500万ドル(約164億732万円、年平均は約23億533万円)の大型契約を結んでいたが「現在、最大で1200万ドル(約12億7000万)程度の価値があるのではないか。ヤンキースは、オプション付きの2年契約を提示するかもしれない」と、メジャー通算78勝をマークした右腕を評価していた。
(Full-Count編集部)