オリオールズがアジア圏から選手獲得を画策? 補強候補に大谷、マイコラスら
デュケットGMが海外市場を注視、地元紙が報じる
オリオールズの地元紙「ボルチモア・サン」電子版が球団の動きをレポートし、その補強候補として大谷翔平投手やマイルズ・マイコラス投手らの名前を挙げている。同紙は「日本や韓国からのFA選手がオリオールズの先発ローテや外野陣にフィットするかも」との見出しで特集。その中で同球団のダン・デュケットGMらが海外の市場を注視している様子をレポートした。
記事によると、球団側はローテーションの再建を視野に、2012年にチェン・ウェイン投手をNPB(中日)から獲得した際のプランを踏襲する可能性があるという。また、同紙は過去に和田毅や金賢洙らを獲得してきたことに触れ、「アジア出身のベテランを試そうという意図がある」とレポート。その上で、今季アジア圏でプレーした選手の中でオリオールズの補強候補を特集した。
その筆頭に挙げられているのが、今オフ、メジャー移籍の意思を正式に表明した日本ハムの二刀流右腕・大谷翔平。寸評では「23歳にして彼はすでに、ここ10年で日本から来る最高の投手の一人となっており、リーグ最高の打者の一人でもある」と紹介している。
また2番手には巨人で3シーズンプレーしたマイコラスを挙げ、以前、パドレスやレンジャーズに所属していたことを紹介。「マイコラスはボールをストライクゾーン周辺に集め、強打を許さず、大型契約とまではいきそうにない。日本からカムバックし米国で好投したコルビー・ルイスに似ており、マイコラスはそこに続く存在になり得る」と指摘した。一方、韓国球界の中からはロッテ・ジャイアンツに所属する孫児葉外野手らの名前を挙げている。
(Full-Count編集部)