巨人が優勝マジックついに一ケタの「9」に 左腕高橋が今季初勝利&V打
5回1失点で降板、6回以降は救援陣が盤石リリーフで主導権渡さず
■巨人 6-1 広島(14日・東京ドーム)
巨人は14日、本拠地・東京ドームで広島と対戦。今季初先発の高橋優貴投手の投打の活躍、原監督の積極的な継投策が奏功し、6-1で勝利。2年連続のリーグ優勝に向け、ついに優勝マジックを一ケタの「9」とした。
巨人は初回1死一塁、坂本が広島先発の遠藤の直球を左中間にはじき返し、一塁走者の松原が俊足を生かして生還。通算2000安打まで残り22本となる一打で先制した。2回には高橋が会沢に被弾するも、その直後の2回2死一塁。打席に立った高橋は右中間を破る適時三塁打を放った。自らを援護する巧打で勝ち越しに成功した。
高橋は5回2安打1失点で降板。1点差の6回からは原監督は鍵谷を投入。7回は高梨、8回は田中豊、9回はデラロサと、小刻みな継投で付け入る隙を与えなかった。鍵谷が3人でピシャリと締めたあとの6回裏の攻撃では大城が満塁からダメ押し2点中前打、高梨が無失点に抑えた直後の7回1死一、二塁では、丸が左中間へ適時2点二塁打と効果的に加点。救援陣が見事に打線にリズムを呼んだ。
広島は先発の3年目右腕・遠藤は6回途中4失点。5回まで粘りの投球を見せていたが、6回の失点が痛かった。
(Full-Count編集部)