大砲スタントン、トレード浮上の心境告白 残留希望も新オーナーの方針に理解
MVP初受賞のスタントン、トレード浮上に「ビジネス的な面も理解」
今オフのトレードの可能性が浮上しているマーリンズのジャンカルロ・スタントン外野手が現在の心境を告白している。17日(日本時間18日)のMVP選出後に地元メディアに語ったもので、ESPNがその内容をレポートしている。
今季59本塁打、132打点で2冠に輝いた大砲はレッズのジョーイ・ボット内野手との大接戦の末にMVPを初受賞。ボットが300ポイント、スタントンが302ポイントとその差わずか2ポイント差だった。
そんなスタントンは、マーリンズのオーナーが交代した影響もあり、今オフのトレードの可能性が浮上。その去就は連日、現地メディアを賑わせている。
ESPNによると、スタントンはその状況について「自分はここ(マーリンズ)しか、これまでに知らなかったけど、ビジネス的な面も理解している。新オーナーの望む方向性ということだね。彼らは手探りの状況だから。これからプランを立てていくよ」とコメント。残留を希望しながらも、チームが投手陣の立て直しに迫られていることも理解しており、移籍を受け入れる姿勢を示しているという。
巨額な契約を残す28歳はMVP受賞を果たしたシーズンを最後にマイアミを去るのか。その去就が注目される。
(Full-Count編集部)