「入っ…てない!!」 台湾プロ野球の敵味方&ファンを騙したHR強奪キャッチが凄い
バックスクリーンへの大飛球に球場全体はホームランと確信するも…
まさかの空喜び? 台湾プロ野球(CPBL)で敵味方、そしてファンを騙したホームラン強奪キャッチが話題となっている。打者は大喜び、実況も「ホームラン!」と絶叫する一部始終をCPBL公式ツイッターが動画で公開しファンも「面白すぎる」「何が起きているんだ」と困惑している。
16日、台南で行われた富邦ガーディアンズと統一ライオンズの1戦。2-2の同点で迎えた6回の統一の攻撃だった。パン・チェカイはバックスクリーンへ大飛球を放つと、中堅を守るリン・チェシャンはフェンスに激突しながら大ジャンプし悔しい表情を見せた。
パン・チェカイは勝ち越しアーチに大喜びでダイヤモンドを一周、この試合の実況も「ホームラン!」と伝えたが事態は一変する。守備側の富邦ベンチは両手を叩きリン・チェシャンもなぜか笑みを浮かべ、してやったりの表情を見せた。スタンドインしたと思われた打球は実際にはグラブに収められており、大ファインプレーだったのだ。
同公式ツイッターは「入っ……てない!!! 打球はリン・チェシャンに奪われた!!!」とのタイトルで動画を公開。これにはファンも「何が起きてるんだ」「信じられないキャッチ」「面白すぎる」「彼キャッチしていないフリをしたんだね」と驚きの声を上げていた。すでにこの動画は29万再生を超えており、台湾だけでなく世界中で注目を浴びている。