「オフの主役」パドレスが開幕前日に大型補強 驚愕のトレードの裏側とは
オフに大型補強を敢行したパドレスが、ブレーブスからキンブレルを獲得
またもやパドレスが驚かせてくれた。開幕戦前日の4月5日(日本時間6日)、ブレーブスと大型トレードを敢行したのだ。オフシーズンに大胆補強に着手した“ロックスターGM”ことパドレスのAJ・プレラー氏は、開幕直前になってもその手を緩めることはなかった。
今回、パドレスが手に入れたのは、4年連続ナ・リーグのセーブ王に輝いているクレイグ・キンブレル、そして、昨季までBJの呼び名で知られていたメルビン・アップトンJr.の2人だ。
チーム再建中のブレーブスだが、生え抜きのキンブレルは“アンタッチャブル(不可侵)”な存在だと思われていただけに、衝撃の大きさは計り知れない。オフの間にトレードの噂が出たことはあったが、ブレーブスのジョン・ハートGMは2月中旬に「トレードするつもりはない」と否定。そこから1か月半の間で、事態は急展開を見せた。
地元メディアの報道によると、プレラーGMがブレーブスと交渉を始めたのは3月中旬頃だったという。