秋山翔吾のGG賞最終候補入りにレッズ編成&コーチは称賛 「素晴らしいアスリート」
秋山がナ・リーグ外野手部門のゴールドグラブ賞の最終候補に選出
レッズの秋山翔吾外野手は22日(日本時間23日)、ナ・リーグ左翼手部門のゴールドグラブ賞の最終候補に選ばれた。同日のオンライン取材では秋山の獲得に携わった環太平洋地域スカウティング部門長のロブ・フィドラー氏らも出席し「全てを根本的に上手くプレーし、送球は言うまでもない。あらゆる小さなことを本当に上手くやる」と称えていた。
秋山は移籍1年目の今季は左翼で33試合、中堅で20試合に出場し無失策。西武時代は主に中堅を守り6度のゴールデン・グラブ賞を受賞した“守備力”をメジャーの舞台でも見せつけた。
西武時代の秋山を徹底マークし、獲得に力を注いだフィドラー環太平洋地域スカウティング部門長は「送球が常に正確。俊足で、守備範囲が広い。素晴らしいアスリート。良い直観を持っている。外野3ポジションでプレーできると確信した」と、今回の選出にも驚きはなかった様子。
守備だけでなく走攻守で秋山のプレースタイルを評価しており「走塁も良い。打席では辛抱強い。ストライクゾーンをよく分かっている。簡単に好きになる選手だ。全てを根本的に上手くプレーし送球は言うまでもない。あらゆる小さなことを本当に上手くやる」と賛辞を送っていた。
また、ジェフ・ピックラー外野コーチも「ショウゴほど実績のある外野手でも、ここに来て前向きに、向上するために何をすればいいかと聞いていた」と、秋山の貪欲な姿勢に驚きを隠せなかったようで「ゴールドグラブ賞の最終候補に選出されたことは彼の能力、そしてプロフェッショナリズムと準備について物語っている」と語っていた。
7月24日(同25日)のタイガース戦で見せたフェンス際の美技について「このプレーは2020年の外野での最高のプレーの1つだと思う。2020年でこれ以上の外野のプレーを見つけるのは難しい」と絶賛していた。
(Full-Count編集部)