ド軍ビューラーが6回10奪三振ショー 敵将お手上げ「特別な直球、制球も良い」

ワールドシリーズ第3戦で好投しポストシーズン2勝目を挙げたドジャースのウォーカー・ビューラー【写真:AP】
ワールドシリーズ第3戦で好投しポストシーズン2勝目を挙げたドジャースのウォーカー・ビューラー【写真:AP】

6回10奪三振3安打無失点でポストシーズン2勝目「今はただ、あと2勝したい」

■ドジャース 6-2 レイズ(ワールドシリーズ・日本時間24日・テキサス)

 ドジャースのウォーカー・ビューラー投手は23日(日本時間24日)、レイズとのワールドシリーズ第3戦で6回3安打1失点。10三振を奪う好投でポストシーズン2勝目を挙げた。チームは6-2で快勝し、対戦成績を2勝1敗とした。「今は勝つことが全て。それしか考えられない。そうしたことは後で振り返ることができる。今はただ、あと2勝したい」と語った。

 圧巻だった。初回から13者連続アウト。5回2死二塁からアダメスの適時二塁打を許したが、6回のアウトは全て空振り三振を奪う力投で寄せ付けなかった。前回17日のブレーブスとの優勝決定シリーズ第6戦では6回7安打無失点。2戦連続の好投に、「同じような感じだった。経験するほど落ち着けると思う」と振り返った。

 レイズのキャッシュ監督が「彼は素晴らしかった。彼の才能、この先大きな成功を収めるであろうことがよく分かった。本当に特別な直球を持ち、制球も良い」と脱帽する投球。レギュラーシーズンではわずか1勝にとどまったが、26歳右腕が充実の時を迎えている。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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